本日は、給水・給湯・排水菅引き込み・配管工事について説明いたします。
基礎の生コンクリート打設後に、コンクリートを湿潤養生して型枠を外しました。
その後、給水・給湯・排水菅引き込み・配管工事を行います。
このタイミングで給排水工事を行う理由は、給排水管の大部分は床下を通して配管する為です。この後の工程で住宅の土台や1階部分の床下地を施工すると、床下部分が隠蔽され、給排水管を配管する上で大変効率が悪くなってしまう為、この段階で施工をします。
「青色のホースが給水管」、「赤色のホースが給湯管」、「グレーの配管は排水用のV U管」です。わかりやすく、綺麗に配管されています。
手前にあるクリーム色の配管は、エコキュート用の配管で、エコキュートはヒーターで加熱をするのではなく、大気の熱をヒートポンプで圧縮して少ない電力でお湯を作ります。また、夜間の安い電力を使用してお湯を作るので給湯にかかる電気代が安く済みます。
パパまるハウスでは、このエコキュートは標準装備となっています。
「青色ホースが給水管」、「赤色ホースが給湯管」は、「架橋(かきょう)ポリエチレン管」と言う合成樹脂製の管。よく曲がり加工性が良く、耐久性・耐熱耐寒性にも優れているため、ひと昔前まで給水・給湯管として主流だった鉛管・銅管に取って代る形で普及が進んでいます。
それから、写真では分かりづらいかも知れませんが、基礎と土台を止めるアンカーボルトとホールダウン用アンカーボルト(長いボルト)もしっかりと基礎立ち上り部分に埋め込まれています。
ホールダウン用アンカーボルトは構造計算によって位置が決められています。
また、アンカーボルトの間隔は建築基準法で2.7m以下と定められています。パパまるハウスでは、1.8m以下での自主基準で配置しています。これにより基礎と土台がしっかりと締め付け出来るようになっています。
来週からは、上棟をして本格的な大工工事に入っていきます。